物価高騰や慢性的な人手不足、さらには金利のある世界への移行など、中小企業を取り巻く経営環境はかつてないほどの不確実性に覆われています。政府が賃金と物価の好循環を掲げ、コストの価格転嫁や大幅な賃上げが叫ばれる中、世間のムードや通念に流されたままの経営では、持続的な成長を描くことは困難な時代を迎えています。経済・産業界のキーパーソンに次なる一手を聞く「インタビュー2026 飛躍への道標」最終回は、独立行政法人 経済産業研究所(RIETI)の森川正之・特別上席研究員をお迎えしました。一般財団法人 機械振興協会の経済研究所長も務め、日本経済新聞のコラム「エコノミスト360°視点」や、著書「不確実性と日本経済 計測・影響・対応」「生産性 誤解と真実」(いずれも日本経済新聞出版)などで、エビデンス(客観的データ)に基づく冷静な分析を発信し続ける同氏に、最新の調査データを踏まえたこれからの経営戦略をうかがいました。通念にとらわれない価格戦略やAI・ロボット投資、そして企業存続のカギとなる経営の質など、不確実な時代を生き抜くための最適解を探ります。 独立行政法人 経済産業研究所(RIETI)(