
2025年の省力化投資補助金の最新情報として、エステサロンにとって嬉しいニュースがあります。なんと、2025年2月4日、「美容ライト脱毛機器」が新たに補助対象機器に追加されました。本ブログでは、エステサロンも活用できるようになった省力化投資補助金についてと承認カテゴリについて解説していきます!
中小企業省力化投資補助金とは?
省力化投資補助金は、正式名称を「中小企業省力化投資補助事業」といい、企業が生産性を向上させるために導入する設備や機器に対して支援を行う制度です。特に、業務の効率化や省力化に繋がる機器の導入に対して補助金が支給されます。令和6年度補正予算でも大きな金額が組まれています。また、カタログ注文型に加えて、一般型という枠も追加されました。

(参考:令和6年度補正予算)


(参考:中小企業省力化投資補助金ご案内チラシ)
カタログ注文型の特徴
- 令和5年に新設:この補助金は、2023年に新しくスタートした制度です。
- カタログから選んで申請:省力化製品のカタログに登録された製品から、自社の課題に最適な製品を選び簡易的に申請できる仕組みです。現在はカタログ式ではない「一般型」の情報もでています。
- 販売事業者が申請を支援:販売事業者が申請や手続きをサポートします。
カタログ注文型の補助率・補助金額について
補助対象としてカタログに登録された製品等が対象となります。
従業員数 | 補助上限額 | 補助率 |
5名以下 | 200万円 (300万円) | 1/2 以下 |
6~20名 | 500万円 (750万円) | |
21名以上 | 1,000万円 (1,500万円) |
大幅賃上げを行う場合は( )内の金額に引きあがります。
①事業終了時に事業所内最低賃金を45円以上増加、②給与総支給額を6%以上増加。
※省力化製品の本体価格と導入設置費用が補助対象経費となります。
エステサロンが使える新カテゴリが追加
2025年2月4日より、美容ライト脱毛機器が省力化投資補助金の支援対象に追加されました。この機器は、エステサロンにとって非常に重要な設備であり、脱毛施術の効率化や顧客の満足度向上に直結することが期待されます。新しい支援対象に加わったことで、より多くのサロンが補助金を活用して、業務の効率化を図ることができます。
美容ライト脱毛機器カテゴリの詳細
フラッシュランプを用いたIPL脱毛(減毛)機器であることや、セルフ脱毛等には用いないことが注意点として書かれています。詳細は下記の通りです。
製品カテゴリ名 | 美容ライト脱毛機器 |
---|---|
製品カテゴリ定義 | ・フラッシュランプを用いたIPL(減毛)機器であること。 ・専用の教育(機器の導入研修等)を受けたサロンスタッフが機器を用いて施術を行うものであり、セルフ脱毛等には用いないこと。 |
対象業種 | 生活関連サービス業 |
対象業務領域 | 施術 |
置き換え対象となる機能・性能 | ― |
審査担当工業会名 | 一般社団法人日本エステティック工業会 |
連絡先(Mail) | info★jeia.gr.jp |
(参考:2025年2月4日承認カテゴリ一覧より )
<注意点>
現在カテゴリの承認が終わっている状態で、具体的な製品の登録はありません。ご自身が活用したい機器の販売事業者さんに登録申請を行っているか確認するようにしましょう。
エステサロンが他にも使えるカテゴリは?
省力化投資補助金には、美容ライト脱毛機器以外にも、エステサロンが利用できる機器があります。以下のような機器も支援対象となっています。
自動精算機
自動精算機は、主に商品販売時やサービス提供時における支払いや精算対応、つり銭等の現金の受け渡しを自動的に行う機器です。この機器を導入することで、スタッフの手間を減らし、精算業務の効率化が図れます。
清掃ロボット
清掃ロボットは、各種センサーを利用して人や障害物を回避しながら自律走行で床を掃除するロボットです。湿式や乾式など、さまざまな清掃方法に対応するモデルもあり、エステサロンの清掃業務を自動化し、業務の効率化を進めることができます。
今後の可能性
今後、他にもエステサロンに役立つ機器が追加される可能性があります。業務の省力化や効率化に繋がる製品が引き続き支援対象に加わることが期待されています。
応募・申請の流れ
補助金を申請するための流れは下記になります。
STEP1:事前準備
- 対象機器の確認:省力化投資補助金の対象製品に、自社の導入したい機器が含まれているかを確認します。
STEP2:gBizID取得
- 補助金申請は電子申請となるため、まずはgBizIDプライムアカウントを取得する必要があります。
- gBizIDをお持ちでない方、プライムアカウントではない方は、【gBizID】から取得をお願いいたします。
- 取得には時間がかかることがあるため、余裕を持って準備を進めましょう。
STEP3:カタログから製品選定
- 「製品カタログ」から、希望する対象製品を選びます。補助金の対象となる製品が掲載されていますので、選定を慎重に行いましょう。
- 【製品カタログを見る】
STEP4:販売事業者の選定
- 対象製品ごとに記載されている「販売事業者一覧」から、信頼できる販売事業者を選定します。
- 販売事業者に連絡し、サポート窓口(電話またはメール)を通じて、詳しい案内を受けましょう。
STEP5:販売事業者と共同申請
- 補助金申請は、製品の販売事業者と共同で事業計画の策定が必要です。
- 中小企業等と販売事業者は共同事業実施者として、公募期間内に申請受付システムから申請を行います。
- 販売事業者からの招待をもって、専用フォームから申請が可能となります。
- 申請に必要な書類は、申請における留意事項に掲載されていますので、必ず確認し準備を整えましょう
まとめ
省力化投資補助金カタログ型には日々新しいカテゴリや製品の登録が進んでいます。2025年2月4日から、新たに美容ライト脱毛機器が支援対象に追加され、エステサロンの方も活用できる補助金になりました。製品の登録は今後増えていくと思いますので、随時チェックをしていきましょう。
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