2026年に入っても、インフレや金利のある世界への移行、海外情勢の変化など、私たちを取り巻く環境は依然として予断を許しません。しかしその一方で、力強い賃上げや内需の回復といった明るい兆しも確かに見え始めています。期待と不安が交錯するこの時代、経営者は何を羅針盤として舵を取るべきか――。「飛躍への道標」(随時掲載)では、経済・産業界のキーパーソンへのインタビューを通じて、変化を恐れず、次なる成長へ踏み出すためのヒントを探ります。 第1回は、全国の中小企業を知り尽くすシンクタンク、信金中央金庫 地域・中小企業研究所の鉢嶺実・上席主任研究員をお迎えし、最新のデータから読み解く日本経済の現在地と、企業が目指すべき姿についてうかがいました。 信金中央金庫 地域・中小企業研究所(https://www.scbri.jp/) 信用金庫のセントラルバンク「信金中央金庫」のシンクタンク部門(1994年設置、2010年改称)。「地域」「中小企業」「協同組織」等をテーマに専門的な調査研究を行い、地域経済の活性化に貢献しています。特徴の一つは、四半期ごとの「全国中小企業景気動向調査」です