後継者としてのプレッシャー、孤独、困難への挑戦。しかし、そこには、周囲の人々からの支援や共感もある。 先人が築き上げた事業という財産を、どのようにして継承し、且つ発展させるのか。単に先代から受け継ぐだけにとどまらず、新たな価値を競うアトツギ(後継者)たちの「甲子園」へのエントリー受付が、今年も始まりました。「第6回アトツギ甲子園」。アトツギ甲子園は、小規模事業者持続化補助金やものづくり補助金等の優遇措置といった特典を得られることでも知られています。アトツギ甲子園に込めた狙いや効果を、大会を主催する中小企業庁の担当者にインタビューしました。記事後半では、大会の概要を紹介しています。 地域を背負い、地域代表として大会に挑むアトツギには、まさに、夏の甲子園に出場する球児たちのような熱量と誇りが宿っています。 さぁ、アトツギたちの挑戦にも、栄冠が輝こうとしています。 (出典:アトツギ甲子園の公式サイト) アトツギ甲子園の狙いや後継者育成支援の現状などについて、中小企業庁財務課の薮内亮我さんにうかがいました。(インタビューで使用している図表は、一部を除き中