ものづくり補助金を効果的に活用するためには、交付申請から実績報告までの一連のプロセスを理解することが不可欠です。いきなり公募要領を見ても何から始めればよいのかがわかりづらいという話を伺いします。それぞれのステップを説明し、全体像の把握とよくあるお悩みについて触れていきます。 1.説明会の開催 説明会は開催される県では、説明会に参加しなければなりません。また企業ごとに担当コーディネーターがつく県もございます。 2.交付申請に向けた準備 交付申請を行うためには、事前に事業計画の修正が必要な場合があります。申請した際の事業計画に変更がないかの確認をしておきます。また見積書が交付申請には必要になりますので、スムーズな交付申請に向けて公募要領を確認し「対象外経費」が含まれていないかのチェックをするなど準備を進めておくことが重要です。 3.交付申請 準備が整ったら、J-grantsにログインし、交付申請書を提出します。事業計画書や見積書などの書類をシステムにアップロードし、内容を確認してから申請を行います。申請後、事務局による審査が行われ、交付決定が通知